ブログを始めた頃って、更新頻度は一体どれくらいがベストなのか気になりますよね。
アクセスアップをしたいなら、とにかく記事を増やすのが一番だよ。
そうだね…………まずは100記事を目指してみようか。
こう言うアドバイス、目にしたことはありませんか?
で、こういうアドバイスを見つけた場合、
成る程。取りあえず、100記事書けば結果が出るんだな!
と、素直に目標を立てててしまいたくなるかと思います。ところが、
ちょっと待った!
初心者だからって、こんなに記事を作る必要は無いよ!寧ろ無駄だから、ソレ!
という感じのアドバイスもあったりします。量なのか質なのか問題については、この記事にメモしたので、コチラを参考に。
今回は、単純に100記事書く必要は有るのか無いのかをメモっていこうと思います。
単刀直入に聞きたい。100記事書いてどうなるの?結果は出るの?出ないの?
毎日ブログを書くのって大変ですよね。出来れば1日1記事更新したいと思っていても、30日間休まずブログを更新し続けるのは、なかなかハードルが高いことだと思います。
それでも頑張って100記事を更新してみよう!そんな風に言われると、こんな疑問を持ちませんか?
100記事書いたら本当に結果は出るんだろうか?
答えは簡単。100記事書いてどうなるのかというと、変化がある人も居れば、全く無い人も居る。
多分これが正解です。
というか、100記事論は多分少し前のアクセスアップ攻略法として紹介されていたもので、今現在だと30前後を目標にしましょうとしているのが多いかも知れませんが。
なので、毎日更新で100記事をという感じではなく、取りあえず続けると言う意味で目標を100記事に設定しますというニュアンスで話を進めていくことにします。
年単位でも構わないので、取りあえず記念すべき100記事目を達成したとしましょう。目標としての100という数字に辿り着いたので、ワクワクしながらアクセスが増えたかどうかの結果を見に行くと思います。
ところが……
100記事書いたのに、全然アクセス増えてないんですが……
こんな感じで落ち込んだりする人もいます。もちろん、
やった!成果がばっちり出てるぞ!
と言う人も居ますが。でも、「ブログ 100記事」で検索してみると、100記事達成したのにPVが増えませんという意見。嬉嬉として報告している中で、コッソリ紛れるしょんぼりさんが結構居たりします。
そして、中には100記事を書いても意味が無い。それは無駄だからやめた方が良いよ。と言っている人も居たりします。そう言うアドバイスをみてしまったら、こんな風に思ったりしませんか?
結果がでないんだったら100記事書くのって意味ないですよね。
じゃあ、聞きたいんだけど、本当に100記事書くのは意味が無いことなんですか?
ハッキリ「意味が無いこと」と言い切られてしまうと、本当にその数字は意味が無いものとして目に映ってしまうかもしれません。
ですが、ちょっと冷静になって考えてみてください。
あなたが100記事を書こうと決めたのは、100という数字そのものが目標だったからですか?
変な言い方になってしまいましたが、100個目の記事を投稿した時のことを想像してみましょう。もしくは思い出してみて下さい。
多分設定した目標が形になったことで、やってやったぞ!という達成感がありますよね?
さて、ここでふと思う疑問は、100という数字のゴールテープを切った時点で、やりきったと満足してしまうのか、これからも続けるぞ!と目標を再設定するのかということです。
もし、やりきったと満足して終わってしまうのであれば、この100個の記事は、もしかしたら無駄になるかもしれません。
ですが、これからも続けるぞ!と目標を再設定して継続するのであれば、100という数字は決して無駄にはなりません。
それってどういう事ですか?無駄じゃないってこと?
この辺りは、非常に悩ましい所ではありますが、個人的には、100記事書ききることに意味が無いとは思っていません。
ただ、その量をどう取るかは重要だとは思っています。
じゃあ何で100記事も書く必要があるの?
実はこの100という数字。別に必ず100である必要はありません。
なので、目標を10に設定してもいいですし、30にしても構いません。60でも良いと思いますし、180…365…と増やしたって構わないのです。
ただ、目標は98記事!とした場合、何だか切りが悪いなぁ…と感じる人も居ると思います。値札の表記なら98は100に満たない数字なのでお得感があって有り難いですけどね。
でも、目標としての数字はやっぱり切りがよい数の方が、印象は良くなります。なので、100で設定した方がカウントしやすい。そう言う感じなのではないかと。
で、100記事も書く必要があるのかどうかですが、これは、書いても書かなくても構わないです。が、書けるなら書いた方が良いではあります。
何故書いた方が良いのかというと、文章を書くという作業に対しての抵抗感が無くなるから。
え?100書いたらアクセスが上がるとかじゃなくて?
抵抗感が無くなるってどういう事?
100記事書いたらアクセスがアップしました!という報告の記事を読むと、100記事を書ききればPVが上がると勘違いしてしまいますが、実際は100記事書こうが200記事書こうが、PVが上がらない時は上がりません。
100記事を書く目的は、アクセスを効率良く上げる事の他に、毎日ブログを書くというルーチンワークを成立させるという意味もあります。
どういう事かというと、100記事を目標にし、それを継続することによって、毎日新しい情報を発信することが楽しくて仕方無いという意識を持ち、作業を楽しみながら行えるようするという訓練が出来るということ。
そして、100記事を達成させる目的としては、こちらのほうが比重が大きかったりするんです。
なので、アドバイスで良く見る100記事書いたらアクセスが必ず上がるではなく、100記事書けたんだから、このまま継続して200記事を目指そう!というのが、100記事更新の本来の目的になるんです。
成功談の報告ばかり目に止まるので勘違いしやすいですが、元々100個の記事を書こうというアドバイスは、毎日ブログを更新出来る様になろうという目安だということですね。
大事なのは、100の記事を更新したという達成感ではなく、それを繰り返し行ったことで積んできた経験の方なんだよ
例え100記事を書ききって、思ったような結果が出なかったとしても、そこで全てが無駄だったと思うのはちょっと待って下さい。
また、目標が達成できたのだから、褒めて下さいで満足するのもストップです。
100記事達成した時点で、漸くスタートラインに立てると言うわけではありませんが、100記事を書ききったから、もう一流の書き手だと言う事ではありません。
100という数字はあくまでも指標です。目標を明確にした方が継続しやすいので設定した数でしかないのです。
ブログの記事は100を越えても作成していけます。大事なのは、100記事を達成した以降も、継続して記事を書き続ける事の方。
もちろん、延々と一人でシャドーボクシング状態になるのは、モチベーションが上がらずツライと感じる事も多いとは思います。
でも、記事を100個書ききった時点で、ブログを立ち上げたときよりも記事の作成スピードは上がっているはずです。
記事を作成するスピードが速くなったということは、記事を書く時間を短縮できるようになった分、新しいネタ探しが出来たり、過去の記事を読み直して編集作業をする余裕が持てるようになったと言う事です。
少しずつ、時間の配分ペースを調整出来る様になってきたのであれば、それは記事をひたすら書き続けた経験によるものだということです。
また、つたないながらも頑張って書いた100個の記事の中には、荒削りで分かりにくいけれど、加工し直せばアクセスを稼いでくれる記事に化けるものも存在しているかもしれません。
1から記事を作るわけではなく、元々あったものをリライトするのですから、内容を考える時間は大幅に短縮することが出来ますし、定期的に記事を新しく更新していますよと読者にアピールすることも可能になるわけです。
100個の記事を無駄と考えるのか後のお宝と考えるかで、その数字は全く別の意味を持ちます。
ただし!数字を見て達成感を味わいたいからそれを目標に頑張る!という意識はNGです。
その場合、100に到達した時点で燃え尽き症候群を起こし、ペースダウンからフェードアウトしてしまう可能性が出てきてしまう事もありますので。
自分はこれを思い出すまで結構時間がかかりました。1年と半年くらい?
以前は特に考えずに出来ていたことなのに、何で忘れてたんだろう?多分、文章を書くのがツライって思った時点で、現実逃避してたのかもしれないなぁ……